パロマ・バルディビア《問いかけの本》(部分)(グランプリ)2022年 ©Paloma Valdivia

本展について


みなさん、“BIB”をご存じですか?
BIBという通称で親しまれている「ブラチスラバ世界絵本原画展」(Biennial of illustrations Bratislava)は、スロバキア共和国の⾸都ブラチスラバで2年ごとに開催される、世界最⼤規模の絵本原画コンクールです。
このたび第29回展(BIB 2023)に出品された作品たちが、はるばる海を渡り、日本にやってきます!本展では、世界各国の受賞作品のほか、日本代表として参加した作家10組の作品を、関連資料とともにご紹介します。
2年に一度の活気にあふれた祭典の雰囲気を、世界の絵本のイラストレーションが一堂に会するこの機会に、ぜひ会場にてお楽しみください。

※会場によって出品内容が異なります。

マエヴァ・ルブリ《わたしの街、あなたの街》(金のりんご賞)2019年 ©Maeva Rubli

マエヴァ・ルブリ《わたしの街、あなたの街》(金のりんご賞)2019年 ©Maeva Rubli

ダニ・トゥレン《一等車の旅》(金のりんご賞)2018-2020年 ©Dani Torrent

ダニ・トゥレン《一等車の旅》(金のりんご賞)2018-2020年 ©Dani Torrent

アネテ・バヤーレ=バブチュカ《ふたりのアルマ》(金のりんご賞)2021年 ©Anete Bajāre-Babčuka

アネテ・バヤーレ=バブチュカ《ふたりのアルマ》(金のりんご賞)2021年 ©Anete Bajāre-Babčuka

あべ弘士《よあけ》2021年 © あべ弘士

あべ弘士《よあけ》2021年 © あべ弘士

きくちちき《ともだちのいろ》2021年 © きくちちき

きくちちき《ともだちのいろ》2021年 © きくちちき

石川えりこ《ほんやねこ》2021年 © 石川えりこ

石川えりこ《ほんやねこ》2021 年 © 石川えりこ

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2024年度開催館

福島会場

会場 喜多方市美術館
会期 2024年10月12日(土)〜11月17日(日)
※休館日:毎週水曜日
開館
時間
10時~18時 ※入場は閉館の30分前まで
観覧料 一般600円 / 65歳以上75歳未満300円 / 小・中学生、高校生250円 / 未就学児・75歳以上無料
主催 喜多方市美術館、朝日新聞社
後援 駐日スロバキア共和国大使館、絵本学会
協力 スロバキア国際児童芸術館(BIBIANA)、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)、喜多方市立図書館

※一部出品されない原画があります。また、関連作品および資料の出品はありません。

千葉会場

会場 千葉市美術館
会期 2025年3月22日(土)〜5月18日(日)
※休室日:4月21日(月) / 休館日:4月7日(月)、5月7日(水)
開館
時間
10時〜18時(金・土曜日は20時まで)※入場は閉館の30分前まで
観覧料 一般1,200円(960円) / 大学生700円(560円) / 小・中学生、高校生無料
※( )内は前売り、千葉市内にお住まいの65歳以上の方の料金
※障がい者手帳をご提示の方とその介助者1名は無料
◎ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18時以降は観覧料半額
◎本展チケットで7階コレクション展、5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます
主催 千葉市美術館、朝日新聞社
後援 駐日スロバキア共和国大使館、絵本学会
協力 スロバキア国際児童芸術館(BIBIANA)、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)

2025年度開催予定館

栃木会場

会場 足利市立美術館
会期 2025年5月24日(土)〜7月2日(日)
※休館日:毎週月曜日
開館
時間
10時〜18時 ※入場は閉館の30分前まで
観覧料 一般710円(560円) / 高校生、大学生500円(400円) / 中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をご提示の方とその介助者1名は無料
※「あしかがいきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料(住所・年齢を確認できるものの提示が必要)
※第3日曜日「家庭の日」(6月15日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族は無料
主催 足利市立美術館、朝日新聞社
後援 駐日スロバキア共和国大使館、絵本学会
協力 スロバキア国際児童芸術館(BIBIANA)、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)、公益財団法人みどりと文化・スポーツ財団、一般財団法人おもい・つむぎ財団

埼玉会場

会場 うらわ美術館
会期 2025年7月12日(土)~8月31日(日)
※休館日:毎週月曜日(ただし7月21日、8月11日は開館)、7月22日、8月12日
開館
時間
10時〜17時(金・土曜日は20時まで)
※入場は閉館の30分前まで
観覧料 一般900(720)円、大高生600(480)円、中学生以下無料
※()内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方および付添いの方1名は半額
※観覧済の有料観覧券のご提示により、「リピーター割引」として団体料金で観覧できます(観覧日から1年以内、1名様、1回限り有効)
主催 うらわ美術館、朝日新聞社
後援 駐日スロバキア共和国大使館、絵本学会
協力 スロバキア国際児童芸術館(BIBIANA)、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)

神奈川会場

会場 横須賀美術館
会期 2025年9月13日(土)~11月3日(月・祝)
※休館日:10月6日(月)
開館
時間
10時〜18時
観覧料 一般1,300円(1,040円) / 高校生、大学生、65歳以上1,100円(880円) /中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をご提示の方とその介助者1名は無料
※高校生(市内在住または在学に限る)は無料
※文化の日(11月3日)はすべての方が無料
主催 横須賀美術館、朝日新聞社
後援 駐日スロバキア共和国大使館、絵本学会
協力 スロバキア国際児童芸術館(BIBIANA)、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)

富山会場

会場 砺波市美術館
会期 2025年11月15日(土)〜2026年1月12日(月・祝)
※休館日:年末年始、ほか未定
開館
時間
10時〜18時 ※入場は閉館の30分前まで
観覧料 一般800円(700円) / 高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体、65歳以上の割引料金
※障がい者手帳をご提示の方とその介助者1名は無料
主催 砺波市美術館、朝日新聞社
後援 駐日スロバキア共和国大使館、絵本学会
協力 スロバキア国際児童芸術館(BIBIANA)、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)

図録



図録

ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード
定価:2,200円(本体2,000円)
判型:B5変横/総頁:168頁

本展に出品される絵本原画を中心とした、カラー図版のほか、資料や豊富なテキストを収録!受賞作家や日本代表作家のインタビューも充実しており、作家や作品の魅力が詰まった大満足の一冊です。BIBの絵本のイラストレーションの魅力を、ぜひ、お手に取ってご覧ください。

【収録作家】
パロマ・バルディビア/ルツィエ・ルチャンスカー/ヴェンディ・ヴェルニッチ/マエヴァ・ルブリ/チン・シンルー(陳巽如)/アナ・クーニャ/ヤーン・ロームス/ダニ・トゥレン/アネテ・バヤーレ=バブチュカ/マヤ・シュレイフェル/サンナ・ペッリチオーニ/あべ弘士/荒井良二/石川えりこ/きくちちき/齋藤槙/ザ・キャビンカンパニー/junaida/たじまゆきひこ/堀川理万子/桃山鈴子

【目次】
ごあいさつ
「第29回ブラチスラバ世界絵本原画展2023年10月3日—12月3日」ヴィエラ・アノシキノヴァー (BIB事務局長)
「国際審査員長より」マーガレット・アン・サッグス(イラストレーター/BIB 2023 国際審査員長)
「BIBを巡る旅:芸術術的対話と個人的・専門的文化交流を織りなすタペストリー」オルナ・グラノット(イスラエル博物館 青少年芸術教育部門キュレーター/BIB 2023 国際審査員)
第1部 BIB 2023 受賞作品
第2部 BIB 2023 日本代表作家の作品
「パレードがやってくる ——ブラチスラバから日本へ、 国内巡回展を開催するということ」庄子真汀(千葉市美術館 学芸員)
「BIBにおける絵本 受賞作家インタビューを通じて」前田伽南(うらわ美術館 学芸員)
「BIB 2023がつないだ 10組の日本人作家たち」山下彩華(千葉市美術館 学芸員)
受賞作家アンケート
出品リスト

【その他書誌情報】
編  集:足利市立美術館、うらわ美術館、喜多方市美術館、千葉市美術館、砺波市美術館、横須賀美術館
デザイン:守屋史世(ea)
撮  影:佐藤克秋